年代別ケア
ワンちゃんやネコちゃんは私たち人間と比べると成長のスピードが速く、年をとるのも早いので、それぞれの世代・年代に合わせたケアが必要です。
同時に、飼い主様がワンちゃんやネコちゃんに対する接し方・考え方などもスピードに合わせていくことが大切になります。
パピー期(犬)ベビー期(猫)
生後3~4ヶ月
とにかく日に日に『どんどん成長』します
そのため、たくさんの『栄養とエネルギー』が必要となります。
しかし、消化器系はまだまだ未熟なので【高エネルギーで消化の良い専用フード】を「選んで与える」ことが大切です。
また、ワンちゃんの場合はこの頃から食事の時間を利用して「座れ」や「待て」などの【しつけ訓練】を始めると効果的です。
ただし、指示を覚えるのは時間がかかりますので、担当する人を限定して気長に気楽に繰り返し行って下さい。
ジュニア期(犬)・キトン期(猫)
生後4ヶ月~1歳
この時期は成長スピードが緩やかになります
ある程度成長したにもかかわらず、生後3~4ヶ月期のフードを与え続けると「肥満予備軍」になってしまう恐れもあります。
フードの種類や一回の量、おやつ類も『成長に合わせて』変えていくことが必要になります。
このころは性成熟も完成されてくる時期です
当院では、この時期に【去勢・避妊】の手術を行うようアドバイスしています。
【去勢・避妊】の手術は、ワンちゃんやネコちゃんの精神を安定させると同時に、将来の病気のリスクを低くする意味もあります。
ワンちゃんは【しつけ】が大切な時期です
また、ネコちゃんにも「遊び」や「トイレ」などを教えたりすると覚えてくれる時期ですので、飼い方にいろんな工夫が必要です。
なかなかうまくできない場合には、ぜひ一度当院へご相談下さい。
成犬期・成猫期~シニア期
~6・7歳頃
身体も心も一番『充実する時期』です
『適度な運動』と『良質な食事』で、なるべくストレスの少ない生活をおくれるよう配慮しましょう。
7・8歳以降
個体差はありますが、ワンちゃんやネコちゃんは1歳半以降『人の約4倍(大型犬は6倍)のスピード』で年をとっていくと言われています。
特に小型犬やネコちゃんは見た目ではあまり分からないのですが、筋肉などが衰え始めますので『良質なタンパク質』が必要となります。
免疫力や内臓の機能も少しずつ低下し始めます
毎日食べるフード類を『シニア用』に切り替えていきましょう。
どのフードをどの位の量食べさせればいいのか、選び方・食べさせ方なども遠慮なくご相談下さい。
視力や聴力にも衰えが見られるようになります
おおよそ10歳前後から「視力」や「聴力」に衰えが顕著に見られるようになります。
飼い主様の中には、可愛かったペットの急な体調や行動の変化に動揺される方がいらっしゃるかもしれません。
独りで悩まないで!迷ったら当院獣医師に相談
自分で色々調べたり、お知り合いに聞いたりしても必ず正しいとは限りません。
あとで後悔するよりも、正しい知識と豊富な経験を備えた専門家である当院の獣医師に相談することをおすすめします。
当院の獣医師と飼い主様の二人三脚で、徐々に「対処法」「飼育環境」「心構え」など、最適なシニア飼養に移行していきましょう。
しつけ・飼い方相談
当院では、初診の飼い主様も「ご相談」や「セカンドオピニオン」のご予約を受け付けております。
動物の種類に適した『しつけ方法や飼い方』、成長・年齢・体調に合わせた『フード選び』など、お気軽にご相談下さい。
当院は院長獣医師をはじめ、全員女性スタッフで対応しておりますので、他では聞きにくいことも気兼ねなくご質問可能です。
セカンドオピニオンとは
セカンドオピニオンとは、飼い主様が納得のいく飼養動物の診断内容や治療方針を比較・選択できるように、先に診察した獣医師(動物病院)とは別の獣医師(動物病院)に意見を求めることです。
別の獣医師(動物病院)にセカンドオピニオンを求めたからといって、必ずそこに転院しなければならないということではありません。
その後の診療を受けたい獣医師(動物病院)については、飼い主様のお考えで選択・変更していただいても全く問題はありません。
料金
ご相談・セカンドオピニオン | 相談料(税込) | 550円 |
- 初診でご来院の場合に限り「初診登録料:1,100円」が別途必要となります。
- ご相談以外に診療・処置対応等が発生した場合は別途追加料金が発生します。
- ご相談やセカンドオピニオンの場合もできるだけ「ペット同伴」でご来院下さい。
- セカンドオピニオンご希望の方は、他院での検査結果や直近の診療および処方薬の明細などを必ずご持参下さい。