皮膚の病気
体調のバロメーター

皮膚は身体の約20%を占めるため、1つの大きな組織だといっても過言ではありません。
身体の表面を覆った『臓器』なんです。
ワンちゃんやネコちゃんの身体の調子を敏感に反映します。
皮膚の大切な働きとして『バリア機能』があります。
水分を保ったり外からの刺激や細菌などから重要な臓器を守っているのです。
原因は様々な皮膚炎
ところが、何らかの原因でこの『バリア機能』が低下すると、細菌やウィルスなどが入り込んで病気のもとになってしまったり【皮膚炎】が起きたりします。
一言で【皮膚炎】といっても、原因は様々です。たとえば『アレルギー』や『アトピー』。
ほかには『ダニ』や『ノミ』による刺し傷などがその一例です。
ホルモンバランスの乱れなどのように内臓からの影響が出てくることもあります。
ストレスが原因になることも
人と密接な時間が長くなった現代では、ワンちゃんやネコちゃんも【ストレス】を感じます。
その【ストレス】が要因となり、体調や行動の異常が出ることがあります。
私たち人間も「爪を噛む」「貧乏ゆすりをする」などがありますが、ワンちゃんやネコちゃんも手足や身体を舐める回数が多くなったり、脱毛したりただれたりすることもあるんです。
検診・治療
見た目に同じ【皮膚炎】でも原因が様々なので、まずはその原因を探し、適切な治療を行っていかなければなりません。
時間がかかる場合もありますが、安易な処置をしてしまうとかえって悪化させる場合もあります。
種類・年齢・体重・性別などによって治療内容や対処法も千差万別です。
状況が悪くなる前に早めにご相談下さい。
酷い状態になる前に、3歳を越えたら1年に一回以上は定期的に【皮膚科検診】を受けましょう。
■皮膚科検診
一回:550円~(税込)
ご注意下さい!
安易に自己判断で市販の薬を塗ったり、身近にある薬や食品を飲食させないで下さい。
皮膚の異常が見つかったら、必ず当院までご相談下さい。
『ブラッシング』は身近な対処法
長毛種の場合は「毛玉」が【皮膚炎】の原因になったりします。
長くブラッシングせずに『毛玉』が多く付いてしまうと。皮膚が蒸れて炎症を起こす場合もあります。
一般的なトリミングではブラッシングや毛玉取りをしてくれますが、支払い時に『基本料金より高くなる』というイメージがある方も多いでしょう。
当院では【体重別料金設定】+【選べるオプション】で、❝わかりやすい❞動物病院ペットケアを承っております。
詳細は動物病院トリミング【さくらサロン】ページでご確認下さい。
さくらサロン(動物病院ペットケア)料金の例
- 小型犬(~3kg)3,080円(税込)
- 中型犬(~15kg)4,400円(税込)
- オプション(A)部分カット+550円(税込)
- オプション(B)全身カット+1,100円(税込)