速報【第一回愛玩動物看護師国家試験】合格発表

合格率88.9%

2023年3月17日(金)、第一回『愛玩動物看護師国家試験』の合格者が発表されました。

本試験は2022年2月19日(日)に全国7都道府県19会場で実施されたものです。

詳細については『一般財団法人 動物看護師統一機構』のホームページをご覧下さい。

ご注意下さい!

実地経験がほぼ無いに等しい

愛玩動物看護師は[獣医師指示のもとで]一部の動物医療行為を行うことができます。

  • しかし現実的には実技実地が著しく不十分なため、当面は『大きな医療ミス・事故等』につながる恐れがあります。
  • また、獣医師によっては診療のためにお預かりした動物で練習させるなど、極めて非常識なケースも起こり得ます。

愛玩動物看護師に動物医療行為の一部をさせることは違法ではありませんが、当院以外をご利用の際は十分注意して下さい。

  • 当院では専用の機器が必要な処置・検査を除き、飼い主様から見える範囲で獣医師のみが動物医療行為を行います。
  • 当院以外で「採血や採尿」を飼い主様から見えない場所で行う場合には、事前に『誰がするのか』確認して下さい。

難易度が高く危険な医療行為

法律的には「獣医師《指示》の下で」となっているが、獣医師によっては間違った解釈をする可能性もゼロではない。

可能になる医療行為の内容や難易度に対して、愛玩動物看護師の実技経験値がゼロに等しく習得能力自体も疑わしい。

イメージ画像につき内容とは直接関係ありません
採血

血液検査(病気の診断や病状の把握)のために静脈血を採取する医療行為だが、正確さや速さが重要で非常に難易度が高い。

カテーテル採尿

尿が出ない場合や尿検査のために尿道に体格に応じた細い管を通す医療行為だが、技術や経験が重要で非常に難易度が高い。

マイクロチップ挿入

マイクロチップを専用の挿入器で首のうしろの皮下に挿入するだけでなく、確認や手続き説明など施術行為以外も必須。

投薬(経口など)

経口投薬は比較的容易だが、薬の種類や量を間違えないか、処方・注射・点滴を投薬と混同しないか、不安要素が多い。